聖徳のセンパイにインタビュー 第8弾!
2023.02.07
学友会に入って「相手にわかりやすく伝えるコミュニケーション力」が向上しました。他にも広報としての仕事やリーダーとしての経験をすることが出来ました。
心理・福祉学部 社会福祉学科 養護教諭コース
東京都立大泉桜高等学校 出身
内定先は人材業界の営業職
進路について
元々は介護福祉士を目指していました。その理由もあって福祉の科目に力を入れている高校を選びました。高校では授業やボランティアを通して介護施設の現場を見ることが出来ました。高校での学びを通して、障害者全般の認知症や病気に関する差別や偏見がまだ社会に根強くあることを実感しました。私自身がそういった差別や偏見を無くせるように、正しい知識を教えられる教員になりたいと思い、福祉の教員を目指すようになりました。
一般企業就職に進路変更したきっかけ
大学4年次6月の教育実習を通して、「教員じゃないな」と思いました。
教育実習自体はとても楽しく、研究授業にも力を入れて、実習先の先生方からも高評価をいただきました。ただ、実習を通して、学校という枠を飛び越えて働きたいと感じました。その他にも性別や年齢、職種も関係なく、学校関係者以外の様々な人と関わりたいという思いがあったので「営業」という進路を考えるようになりました。
印象に残っている科目
大学3年次に受けた「福祉科教育法」という福祉科の教員を目指す人が受講できる科目です。基礎である福祉の歴史から学び、模擬授業も2回ほど経験しました。他にも指導案の作り方や教材研究、教材の作り方などを学ぶことができました。学科で一人だったこともあり、先生からマンツーマンで教えてもらった授業なので特に印象的です。
学友会の仕事
大学1年次に学園祭の実行委員を務めていた際に、前学友会会長に声を掛けられて2年次に学友会に入りました。入会当初から広報を務めており、今では広報のリーダーです。主にSNS上の情報発信やホームページ作成に関わっています。大学2・3年次の頃はやりたいことがあっても、まず提案ができませんでしたし、出した提案が通らなかったこともありました。だからこそ、任されたことは最後までやり遂げる、実現可能かどうかは置いといて「これやってみたい」ということは積極的に発信しました。その甲斐もあって、大学4年次にはやりたいように仕事を任せてもらえるようになり、SNSといえば私というイメージを周りの方に持ってもらえるようになりました。学友会に入って、リーダーとしての責務や、自分のやりたいことを形にする経験が積めたと思います。
印象に残っている行事
対面実施が復活した大学4年次の学園祭です。学友会広報として、学園祭時のライブ配信のサポートや写真撮影、SNSの配信やホームページの作成など様々な仕事がありました。
SNSの運営では元々あったInstagram、Twitterのほかに今年は念願かなってTikTokを開設しました。投稿では、来られない方も楽しめることを意識し、私が企画した「聖徳生の5日間コーデ」は後輩が実行してくれました。配信サポートやホームページ作成では、経験者が私しかいなかったことや実習で私が会議に参加できないなどの問題がありましたが、他役員や後輩への情報共有や事前指導など他者との連携で乗り越えることができました。学園祭の2日間とも大変忙しくなりましたが、カメラの写真フォルダを見るとたくさんの笑顔があり、やりがいは抜群でした。
クラスの先生の印象
クラスの先生は1年生の時から気軽に話せる間柄だと思います。私だけでなくクラス全体が先生と仲が良い印象です。家庭の話や就職活動の相談、恋愛相談も先生と話したりします。暇があったら先生の研究室に行くほどです。
先生の良いところはアドバイスをしない所です。話を聞いてくれて、こっちが「どう思いますか」って聞いた時だけ返してくれるのでとても話しやすいです。
今後の目標
他の人から頼られて任せてもらえる人になりたいです。周りからの信頼を獲得して、私ならこの問題や悩みを解決してくれそう、相談したいと思ってもらえる人になるのが目標です。