聖徳のセンパイにインタビュー第7弾!

2023.01.24

将来は子どもたちの笑顔を増やしたい。授業や実習を通して、自分の好きなこと・やりたいことを改めて考えることが出来ました。

心理・社会福祉学部 心理学科
千葉県立印旛明誠高校 出身
内定先は千葉県庁(心理職)

聖徳大学入学を決めた理由

元々心理学が学べて教員免許も取れる大学を探していました。その中で聖徳大学に入学しようと考えた一番の決め手としては、3年次の海外研修です。アメリカのサンフランシスコやロサンゼルスで心理学の元になった博物館を巡ったり、心理士として活躍されている方のお話を聞くことができ、「海外で学べる機会」があることにとても魅力を感じました。コロナウイルス流行のため海外研修に行けなかったのがとても残念です。

「就職」のイメージについて

中学生の頃は祖父が警察官だったことや、テレビドラマの影響で警察官になりたいと考えてました。しかし、その後に保健室にあったスクールカウンセラーのポスターや養護教諭の先生のお話から「心理カウンセラー」という仕事に興味を持つようになりました。高校入学後は、心理学への興味と、子どもに何かを教えることが好きという教育面から「法務教官」に惹かれました。その後、大学受験を期に改めて進路を考えた際に、進路指導の先生からのアドバイスもあり、「学校の先生」を目指すようになりました。大学入学後は、心理実習の経験から「子供と関わることが好きだ」と再認識して「心理職」を考えるようになりました。

印象に残っている大学の授業もしくは実習

1年次に受けた「フィールド学習」は学友や先輩と交流する良い機会でした。その授業で知り合った先輩から、授業や教職について色々教わりました。その時に話した

専門科目ですと、「心理学実験」や「心理実習」が印象的です。

心理学実験では東大式エゴグラムや箱庭療法など様々な実験や療法について学べて楽しかったです。心理実習では精神保健福祉施設や地域包括支援センターの見学、学童や小学校で実際に子供達と接したり職員の方とお話したりと、将来を考える上でとても良い影響を受けたと感じます。

所属している学友会について

学友会は入ってよかったなと感じます。社会人になってからの仕事の段取りを経験できたからです。実際に、今年度の学園祭で中夜祭のリーダーを任された時は、抽選の景品や予算を決めるための話し合いや、その案を通すための理由書やQ&Aを作成してようやく承認をいただくことがありました。

このように、仕事の最初にメンバー皆で話し合って、企画を出す。その企画を上の人に確認いただいて了承されたら、その企画に対して仕事が始まって、外部の人と打ち合わせをして、皆で企画を作り上げていく。こういった仕事の一連の流れを学友会に入って経験することができました。社会に出た後もこの経験はきっと役に立つと思います。

先輩との交流

先輩との交流としては1・2年次に受けていた「フィールド学習」が印象的です。1年生と2年生合同の授業です。私は1年次にその授業で、先輩から心理学科の授業や教職について情報交換をすることができました。他にも、学友会の先輩からは児童養護施設のアルバイトを紹介してもらいました。そのアルバイトの経験は為になりましたし、就職活動の際にも自己PRとして活かせました。

入学時と比べて「成長した」と思う所

誰かに指示を出して上手く回せるようになったと思います。高校3年生の頃に学園祭の実行委員長を務めたのですが、細かい指示をしたり、時には業務に付き添ったりしていましたが上手く回りませんでした。大学で学友会に入り、庶務のリーダーを任せていただいているのですが、高校に比べると良い意味で肩の力が抜けたと思います。下の子に「これよろしく。わからなかったらここ見て」と指示をして、そして下から返ってきたものを見るという形にしたら上手く回るようになりました。

今後の目標について

これから心理職として、できれば児童相談所に勤めたいです。そこでキャリアを積んで将来的には児童福祉司になれたらいいなと思います。笑わない子、笑えない子供の笑顔を増やせるようになりたいと思います。