【先輩ロールモデルのリーダーシップを学ぼう】ビジネスフィールドリンケージ

2022.11.04

社会で求められるリーダーシップについて学び、自分らしいリーダーシップをデザインする特別講義Ⅱ「新時代のリーダーシップデザイン」。今回、海外の幼稚園に勤務後大手広告会社に転職をした卒業生にゲスト講師としてご登壇いただきました。

■市川 優奈さん
■2018年 児童学部保育士養成コース 卒業
■大学卒業から4年間タイの日本人幼稚園に勤務
■2022年4月より大手広告会社に勤務(営業職)

幼稚園と一般企業のどちらも経験された市川さんから、仕事における「責任と信頼」や若手社員に求められるリーダーシップ等をお話しいただきました。

幼稚園では「こども」「保護者」「職員」それぞれからの信頼を得るために、言動に責任を持つことや、信頼を積むための重要な時期などを意識されていたそうです。

現在の営業職では担当するお客様のために知識を付けることや徹底的なヒアリングを行っているとのこと。その姿勢から、お客様から「市川さんだからやってみるよ」「こんなに考えてくれる人いなかった」等の言葉を頂く時が「信頼してもらえた瞬間だ」とお話していました。

これまでの経験から、市川さんが考える若手・新卒社員に求められるのは「素直さ」だそうです。

教えてあげたい人、育てたい人になる「素直さ」の秘訣として「守破離」の法則を伝授していただきました。「まずは習った通りやってみる」から「試行錯誤をして自分の型を創る」という法則です。相手の意見を「素直」に受け入れることがコツとのこと。

学生たちは市川さんの語る「自分の市場価値を上げるために必要なこと」や「仕事における素直さ」に共感していました。経験だけではなく意識で変わることなので、学生には日常生活から自分の姿を客観的に意識してもらいたいと思います.